2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

梅本坊公事

京極高延(高広)と高吉の家督相続争いは大永三(1523)年三月九日の大吉寺の梅本坊公事から起こったという。(『江北記』) この公事についての詳細は不明だが、京極氏の家督について何かしらの動きがあったと推測される。しかし昨日述べたように高吉はすで…

京極騒乱について

室町時代、幕府の四識と呼ばれる役職に付けたのは赤松・山名・一色・そして京極氏である。しかし度重なる内乱で幕府の権威が弱まると、各地で有力な大名に取って代わられ、次第に没落していくこととなる。その中で唯一大名として近世まで命脈を保てたのは京…

ブログを始める前に

最近はYou Tubeなどのネット界隈でも中世の歴史が取り上げられることが多く、歴史解説動画などを始め、楽しく拝聴しています。さらに先日、太閤立志伝5のリメイクや信長の野望の新作が発売されたりと、ここに来て一気に自分の中でも歴史熱が高まっているの…